藤城 滉朗藤城 滉朗

人との繋がりから発見があり形になる

製造本部生産管理センター 業務グループ
藤城 滉朗 (2015年入社)

【部門・グループの仕事内容】

生産管理センターは業務グループとデジタルプロセッシンググループの2部門で構成されています。
業務グループは工場内の納期や生産量を管理し、お客様の要求通りの製品を提供する部門です。用紙調達、下版管理、工場の予定組み、外注管理、配送手配、検品など担当が多岐に渡ります。
デジタルプロセッシンググループは本社内でオンデマンド印刷機、大判印刷機、UV印刷機を保有しています。少量の印刷物や大判ポスターなどはこちらで製造し、自社ブランド製品Qtte(キュッテ)の注文受付や発送も行っています。
いずれの部門も定期的に情報発信を行い、営業部の全体的な売り上げ拡大につなげる役割があります。

─ 志望動機と入社から現在までの仕事内容を教えてください。

学生時代からデザインや文字などに興味があったのですが、特別なスキルが無かったこともあり、それならデザイナーと同じ職場で働くことはできないかと考えていました。そんな時にデザインからモノ作りに携わることができる印刷会社の存在を知って入社を志望しました。
また偶然通っていた大学に近く、会社が地域のコミュニケーションサポート事業を行っていた点にも興味を惹かれました。
営業部で2年間務め、3年目に業務グループに異動しました。
現在は営業の案件進行サポート、協力会社とのやりとり、工場の予定調整、今勢いがあるデジタル印刷の販促活動など、幅広い業務を行っています。

仕事内容

─ 仕事のやりがいやおもしろさはどんなところですか。

営業が持ち帰ってきた相談を社内で設計・立案し、具現化していく過程で、印刷・製本・加工の話は特に趣向を求められます。
印刷会社の商品はオーダーメイドの受注生産品です。時には難易度が高く途方もないような話もありますが、限られた時間の中で様々な人や資料にあたって方法を確かにしていきます。
当社の商材は多いため、ものによっては専門の協力会社に依頼することもあります。実務書や見本帳は欠かせないアイテムです。時には資材メーカー、機械メーカーなどとも協力して課題を解決していきます。意外な人が貴重な情報を持っていることもあります。人との繋がりから発見があり形になる、その積み重ねが仕事の面白さにつながっています。

─ 東洋美術印刷の魅力は何ですか。

沢山魅力がある中でひとつ挙げるとしたら、人や働き方の多様性だと思います。
当社ではベテランから若手、女性、外国籍のスタッフなど様々な社員が活躍しています。企画から製造まで自社で行うため、部署ごとにそれぞれ求められるスキルが異なりますし、その個性が成果物にも発揮されていると思います。
多様性を保つには、全員が常に新しいことにチャレンジしていかなくてはなりません。
私自身も2年目で興味のあったサッカー業界のお客様の仕事に就かせていただき、多くのことを学びました。最近では印刷技術協会の活動に携わるなど、知識への探求心も毎年少しずつアップデートされていく感覚があります。

─ 就活生に向けてアドバイスをお願いします。

印刷業界の特徴として、今でも小規模な町工場が根強く頑張っていることが挙げられます。印刷物のモノ作りは工程が細分化されていて、できないことは仲間の技術や設備で補って協力し合う仕組みがあるからです。
そんな現場にはネットに載っていないここだけの情報を持っている人が沢山いて、思いがけない尊敬や感動を覚えることも少なくありません。
就職活動でも様々な業種に接することで、心が動かされるような体験や予想外の良い出会いがきっとあると思います。皆さんが良い結果になるよう応援しています。

1日の流れ

  • 8:50 出社

    出社したらその日の印刷案件の進行状況をチェックします。

  • 10:00 発注処理・問い合わせ

    資材を発注したり、営業からの問い合わせに対応したりします。

  • 11:00 見本のチェック

    工場から届く見本を検品し、品質に問題ないかチェックします。

    見本のチェック
  • 12:00 ランチ

    社内の休憩室で食べます。
    会社の回りは飲食店が多く、パンや弁当など日替わりで好きな物を食べています。

  • 13:15 製本所、加工所回り

    特殊な製本や加工は得意な所に協力をお願いすることもあります。
    直接訪問して、作業に間違えの無いよう指示を行います。

  • 16:00 工場とのミーティング

    工場のメンバーと週に1回、予定進捗のオンラインミーティングを行います。

    工場とのミーティング
  • 17:45 原稿取りまとめ、翌日の予定報告

    翌日から工場で印刷する原稿を連絡便へ積み込みます。
    明日以降の予定を関係者へ伝えます。

  • 19:20 退社