東洋古美術カタログ制作のポイント

東洋古美術カタログ制作のポイントアート・クリエイティブ

当社は、東洋古美術商の名門、繭山龍泉堂様のカタログ印刷制作を美術印刷ブランド「美巧彩」で毎年担当させていただいています。

年度によりテーマ・年代・地域やメイン出品作品が変わります。
雨過天晴のごとく晴れ渡る青磁メインの時もあれば、しっとりとした深い緑や、活きいきとした褐色が美しい三彩メイン、墳墓の副葬品の装身具や俑の時もあります。

繭山龍泉堂様から求められる条件は、「現物作品と印刷カタログの色彩や階調の差を可能な限り無くす」こと。
これは中東や欧米在住の富裕顧客が作品現物ではなく、カタログ参照にて購入するかを決定するために必須のことなのです。

 

全作品画像の色調補正、4回の本機校正。今年は500p超の圧巻!

現物確認色合わせの難しい高価で稀少な作品と、印刷物の色を合わせるのに、ターゲットとして出力時に色調調整した作品写真プリントを支給いただき、4回の本機校正を経て色を合わせていきます。

今年は漢王朝がテーマで、壺・副葬品・拓本などジャンルも作品数も多く、総ページ数500ページ超の辞典のような図録になりました。

東洋古美術カタログ制作のポイント

 

 

造本の問題、その解決に向けて

500p超の図録になると、その重量も相当なものになります。

その重さと厚さに造本も耐えるものでなければなりません。

また当図録は研究者の論文も収録され、後世に伝える「資料的価値」にも重きを置いています。

何回も手に取って「鑑賞する・調べる・知る」役割もあり、厚くて重い図録の背が割れて崩壊したり表紙だけ持って持ち上げた時に本文が脱落しないように強度を含めた造本設計をしました。

 

関連リンク:繭山龍泉堂 – 東洋美術印刷株式会社(東京都千代田区)

・関連サービス:美術印刷「美巧彩」

 

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