2023年11月20日から22日までの3日間、東京ビッグサイトで「産業交流展2023」が開催されました。
産業交流展は東京・神奈川・千葉・埼玉の様々な業界の個性あふれる中小企業が誇る技術や製品を展示することで、企業同士の交流を深めてビジネスチャンスを生み出すことを目的とした展示会です。
東洋美術印刷の産業交流展への出展は、昨年度に引き続いて二回目となります。
今回は産業交流展2023の概要や、会場の様子を中心にレポートいたします。
産業交流展2023はアフターコロナの新たな社会創出を目指す展示会
産業交流展2023は「未来創造都市へ Jump-Up! TOKYO」をテーマに、コロナ禍を乗り越えた後の新時代の社会を支える中小企業の技術やサービスを紹介する展示会です。
前年度に引き続きセミナーやリモート展示会などのオンライン展と、実際の会場で出展者と来場者が交流を深められるリアル展のハイブリッド開催で行われました。
首都圏を中心に600以上の会社や団体が出展しており、業種や職種の垣根を超えて沢山の来場者が交流する賑やかな場となりました。
今回は出展対象としてIoTやAIなどの先進技術に関する展示を行う「情報」、サステナビリティに関わる内容を展示する「環境」、最先端の医学やバリアフリーに関する展示を行う「医療・福祉」、ロボットや精密機器の新技術に関する展示を行う「機械・金属」の4つの分野のほかに、「DX・GX」「危機管理」「スタートアップ」の3つの特別テーマが設けられました。
またリアル会場では東京都知事や人気お笑い芸人などによる講演も行われ、ビジネスや産業発展に役立つ情報が得られる刺激的な展示会となりました。
「3DCG」と「デジタル」を軸にした展示内容
今回は昨年に引き続き実写VR制作サービス「VR360」を活用した3DCGコンテンツを展示するほか、今年の10月に立ち上げた東洋美術印刷の新たなソリューション「TBP Digital」に関してデモンストレーション映像を展示しました。
VR360なら現実空間をジオラマのように再現できる
VR360は建物の内部などといった現実空間をジオラマのようにVRで再現することができる、matterport社の360度撮影技術を用いたコンテンツです。
さらにリアルタイムレンダリングが可能なため、実際に散策するような感覚でバーチャル空間の中を移動することができます。
専用の360度カメラを用いて実際の風景を撮影した後、画像素材と3Dモデルを組み合わせるだけで臨場感のあふれるVR空間が短期間で作成できます。
作成されたVR360のコンテンツはWEB上で運用されるため、外部サイトの動画や地図などとも連携させることもできます。
リモートで施設や店舗を案内したい時、インパクトのあるものでサービスを紹介したい時などといった目的にVR360が活用できます。
課題解決をデジタルで支援するTBP Digital
TBP Digitalはマーケティングの施策に役立つデジタルツールを提供する東洋美術印刷の新たなソリューションです。
お客様の悩み事や課題を調査したのち、WEBサイト・3DCG・動画といったあらゆるコンテンツとともに問題点を解決するための方法を提案いたします。
例えばWEBページを制作する場合は、「より検索結果で上位表示されやすいECサイトを目指したい」「ユーザーに高級なブランドイメージを与えられる本社サイトをつくりたい」といった個々の要望に応えられるコンテンツをお届けいたします。
またデジタルコンテンツと紙媒体を組み合わせた施策など、形式の縛りにとらわれないソリューションを自由に展開できるのもTBP Digitalならではの特徴といえます。
まとめ
前回に引き続き、今回の産業交流展でも多くのお客様に弊社のDX事業についてお見せすることができました。
当日、弊社のブースに来訪していただいた皆さま、誠にありがとうございます。
今後も東洋美術印刷はTBP Digitalを筆頭に、マーケティングの課題解決につながる様々なデジタルソリューションを提供していきます。
弊社の事業を多くの方々に知ってもらえるよう、今後もこのような交流展には定期的に出展していけたらなと存じます。
ではまた別の展示会でお会いしましょう。
