サステナブルアクト2035

夢に向かって歩み続ける Sustainable Act2035

100周年に向けて
経営に、「サステナビリティ」の思想を。
2035年。100周年を迎えるその節目の年に私たちのあるべき姿とは?

それは、地球環境と社会の持続可能性に企業の立場から取り組み、コミュニケーションサポート事業を通じて、お客様と共に価値を創造し続ける企業でありたい。

その想いを実現するために、サステナブル・ビジョンを策定し、取り組みを始めています。
◆全社員が参画するサステナブル経営
私たちは2016年に全社員が集う「サステナビリティ研修」を3度にわたり実施し、ビジョンを共有しました。

100周年を迎える2035年に地球、そして社会はどのように変化しているのか、私たちの存在意義はどこにあるのか。皆で意見を集め、6つの指標からなる「TBP Sustainable Challenge 2035」を策定し、そこにたどり着くために今から何をしていかなければいけないのか考え、行動を始めています。

TBP Sustainable Challenge 2035
6つの指標からなるサステナブル・ビジョンを2016年に策定し、2035年までの達成に向けて歩みを進めています。

カーボンフットプリントを
50%減らす

2022年度 58%削減

2022年度のCO2排出量は1,962トン。コロナ禍で一旦落ち込んだ印刷需要が回復し、受注量が増えたため、2021年度と比較すると108.3%の微増となりました。
2016年度と比較すると58%の削減となっています。

FSC森林認証紙使用率

2022年度 43.2%

2022年度のFSC®森林認証紙の使用率は43.2%、マークを適用した案件は5.4%の結果でした。昨年の使用率が16.7%でしたので、大幅に採用数を増やしています。依頼が無くても自主採用を増やした結果となります。

化石燃料の使用

2022年度 22.5%削減

化石燃料由来の電力を削減するために、照明のLED化など、様々な取り組みを進めてきた結果、2016年度から2022年度にかけて22.5%の電気使用量の削減を実現しました。この他営業車での化石燃料使用は21.8%の削減率となっています。

企業活動の完全循環

2022年度 98.2%

工場での生産活動における2022年度のリサイクル率は98.2%の結果でした。リサイクル量は129,858kg、最終処分量は2,388kgとなりました。

多様な人材と多様な働き方

テレワーク勤務制度、産前産後休暇制度、育児・介護休業制度、短時間勤務制度などを整備しています。
職種により定時勤務(1年単位の変形労働時間制)、フレックスタイム制、裁量労働制を採用しています。
また、希望する社員には、一定の条件のもとでの副業を認めています。

イノベーション活用

労務管理システム、会計システム、人事システム、給与システムはクラウド型に移行しています。
マーケティングオートメーションツール、クラウド型印刷工程管理ツールなどを導入し、社内業務のDX化を進めています。

「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組み

2030年に向けた国際的な目標にも取り組んでいます

当社独自に設定した「Sustainable Act 2035」は、持続可能な世界を実現するために設定された17のゴールと、169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」を大きな枠組みとしています。
当社の企業活動に具体的に落とし込んだ活動目標を設定し、目標達成に向けて取り組んでいます。
「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組み

 エコ(環境)印刷ソリューション

お客様の環境への取り組みを支援します

本社および埼玉工場では印刷資材と工程の環境配慮総合認定制度「グリーンプリンティング(GP)」を取得しています。 用紙では再生紙やFSC認証紙、インキでは植物油やバイオマスなどを採用。印刷工程でも湿し水を使用しない「水なし印刷」を推進しています。さらにCO2排出権を購入するカーボンオフセットのしくみまで、印刷のあらゆる工程で環境配慮のなされたエコ印刷ソリューションをご提供しています。

 グリーン購入ネットワーク(GPN)

環境配慮製品、サービスの優先的購入を進めています

GPNは環境への負担がより少ない製品やサービスを購入する「グリーン購入」を促進するため、現在の環境省などが1996年に立ち上げたネットワーク組織です。私たちも会員となっており、資材調達から製造工程まで環境配慮に取り組んでいます。
グリーン購入ネットワーク(GPN)

 TOKYOエシカル

東洋美術印刷はパートナー企業として参加しています

“ちょっと考えて、ぐっといい未来”をスローガンに、持続可能な社会の実現に向けて、東京都がパートナー企業・団体の皆様とともに動き始めました。 当社もパートナー企業として参加し、「エシカル消費」を日常にするための社会的ムーブメントの創出を支援していきます。

 地域活性化事業

東洋美術印刷では、2004年に地元・飯田橋から産官学民の地域ネットワークを活かした地域活性化事業をスタート。町会、大学、商店街、区役所などと連携を深めながら、飯田橋から千代田区、文京区と活動の幅を広げてきました。
2010年には街の地域的課題・欲求を解決することを目的に、地元の商店街と一般社団法人を設立し、地域活性化のための各種施策・イベントの企画・実施、事業のコンサルティング、各種助成金などの申請サポート、安心・安全のまちづく りの支援、地域メディア運営などを展開しました。
2015年には、千代田区商工業連合会の有志と共に、一般社団法人「むらまち結び」を設立。視野を日本全国の市町村に広げ、地域活性化の取り組みを開始しました。千代田区やその周辺の都市型資源(購買力、情報発信力、集客力など)を活用し、日本各地の市町村(むらまち)と千代田区をつなぎ、マーケティング支援などを実施。これまで地域活性化事業で 培ってきたノウハウを活かしながら、さまざまな市町村と新しい取り組みをスタートさせました。
東洋美術印刷はこれからも、創業以来培ってきた地域との密接した関係を継続、さらに深めることで、地域社会発展に貢献。地域が抱えるさまざまな課題や欲求を、共に考え、あきらかにしていくことで、それぞれの地域・世代・文化にフィットする「モノ」や「コト」を創造し、印刷とコミュニケーションを通じて、地域社会発展へ貢献していきます。
[事例紹介]
東京都広域支援型商店街事業

2013年度「文京・千代田 まちをつなぐ はしまつり」

2014年度「文豪達が愛した街。神楽×文京 BUNGOマツリ」

2015年度「文京・早稲田 文豪ウィーク」

2016年度「文京・谷中・三崎坂 江戸ろまん坂物語」

※チラシの画像は2013年度「はしまつり」のものです

情報ポータルサイト運営

千代田区商工団体公式「イベントナビ」

制作年
2013年~
概要
企画・製作・運営
口コミサイト運営

千代田区商店街振興組合連合会「いいかげん千代田」

制作年
2013年~
概要
企画・制作・運営
情報発信力強化

白山上向丘商店街振興組合
「ホームページリニューアル」「更新講習」

制作年
2015年
概要
企画・制作・講習会実施
[関連団体]

◆一般社団法人 むらまち結び

むらまち結びは、商工連が掲げる活動スローガン「人と地域をつなげる舞台」に則って、千代田ブランド(資源)をベースとした事業化戦略の策定と、日本全国1,718 市町村のニーズに対応したビジネスモデルの推進を目的に、2015年4月に設立されました。当社は長年に渡って地域活性化事業を展開してきた経験・ノウハウを活用し、設立当時から同団体の活動に参画しています。
「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組み

 横浜FC ・ニッパツ横浜FC シーガルズを応援しています!

◆横浜FC オフィシャルクラブパートナー

当社は、J1リーグ「横浜FC」(株式会社横浜フリエスポーツクラブ)とオフィシャルクラブパートナー契約を締結しています。

横浜FCとは、市民の市民による市民のためのクラブとして旗上げした、地域密着型の運営を維持している情熱あるサッカーチームです。
横浜FCはJリーグクラブ初のISO14001を2008年3月取得し環境活動を行っています。
弊社はその理念を共有し2008年3月より3年間横浜FCのエコパートナーを務めてきました。

2011年よりオフィシャルクラブスポンサー(現 オフィシャルクラブパートナー)契約となり、より一層横浜FCの選手、サポーター、クラブ、スポンサー、地域の皆様と共に多くの感動を共有したいと考えております。

◆ニッパツ横浜FC シーガルズ オフィシャルクラブパートナー

2018年3月より、プレナスなでしこリーグ1部 「ニッパツ横浜FC シーガルズ」 とオフィシャルクラブパートナーの契約を締結しています。

互いを尊重し、ひた向きにプレーする女子サッカー・スポーツを通じて、
夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展を一緒に目指してまいります。

横浜FCと ニッパツ横浜FC シーガルズに関わるすべての方々の想いと共に、一緒に成長し、コミュニケーションサポート事業を通じて、こころふれあう社会の実現に寄与して参ります。