事例の概要
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Q 日本女子大学附属豊明小学校の学校紹介と広報部のミッションについて
| 本校では、創立者・成瀬仁蔵が記した「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」という「三綱領」を、幼稚園から大学までの教育理念として掲げています。 小学校においては子どもの発達段階に合わせ、 「信念を持ち、もの・こと・ひとに主体的にかかわる子ども」 「問いを持って学び、自らの想いと言葉と行いで世界に生きる子ども」 「自然や他者の営みを感じ、力を合わせて社会とかかわる子ども」 を目標とする児童像とし、豊かな人間性の育成に努めています。 こうした教育方針のもと、自ら進んで学び、行動する「自学自動」の力を育むため、6年間を通じた「日記指導」や、全学年を縦割りにした「なかよしグループ」など、特色ある教育を行っています。 中でも創立当初より大切にしているのが「実物教育」です。「本物」に触れ、頭で理解するだけでなく、心身で実感することを通して学ぶことを重視しており、今回のVR動画で見ていただける「がけ下教材園」も、まさにその具現化の一つです。 このような歴史と伝統を大切にする一方で、本校の校歌には「世にさきがけし 学びやの」という歌詞があります。私は本校に赴任して13年目、広報に携わって12年になりますが、広報活動においても常に「世に先駆けて新しいことをやりたい」という思いを持って取り組んできました。 少子化が進む中で、本校の教育理念や教育活動の価値を広く社会に発信し、多くの方々から共感と信頼を得て、「定員充足率100パーセント」を維持することは広報部としての重要な目標です。 そのため、他校がやっていないようなアプローチや面白い取り組みに挑戦し続けています。 |

日本女子大学附属豊明小学校 広報部 砂川 俊輔教諭
Q 抱えていた課題
| 学校説明会や公開行事はありがたいことに毎回満席に近い状態ですが、どうしても日程が合わず来られない方たちがいらっしゃいます。 また、本校の実物教育を具現化している「がけ下教材園」などをぜひ直接見ていただきたいのですが、天候やプログラムの都合でお見せするのが難しいこともありました。 そのため、学校に足を運んでいただいたような感覚で見ていただけるツールがないかと考えていました。 さらに、広報活動において私が最も気をつけているのが「教員や児童の日常生活を変えない」ということです。撮影のために教員や児童に特別な時間が増えると大きな負担になってしまいます。心理的な負担や調整の手間がなく、学校生活そのまま保った状態でツールを制作できることが絶対条件でした。 |
Q 東洋美術印刷への発注理由(VR動画制作のきっかけ)
| 東洋美術印刷さんには以前から印刷物などで大変お世話になっていました。 最初にVR動画のお話をいただいたとき、率直に「面白い」と感じました。 最初は静止画のVRを想定していましたが、被写体も動く360°動画にすることで、がけ下の草木の揺れや児童の表情など、生き生きとした様子をよりリアルに伝えられると期待できました。 また、何より私たちが重視していた「児童に負担をかけない」「学校生活に影響を与えない」という条件のなかで、きちんと制作していただけそうだと感じたことが、発注を決めた大きな理由です。 |
Q 学校紹介VR動画の導入による成果と評価
| 導入して最も手応えを感じた大きな成果が、SNSでの反響です。本校の公式InstagramでVR動画についてお知らせした際、閲覧してくださった方々からたくさんの「いいね」をいただき、その反応の多さには驚きました。 多くのリアクションをいただけたことは、新しい手法での学校紹介が好意的に受け入れられ、学校の魅力が画面越しでもしっかりと伝わった証拠だと捉えており、広報活動として非常に大きな成果を感じています。 また、完成した動画は、私たち教員にとっても新たな発見がありました。普段とは違う視点で見られるため、他の教員からも「うちの学校綺麗ね」といった声があがりました。私たちがチョイスした図書室やがけ下教材園などが、志願者の方にとっても在校生にとっても、本校の特別なランドマークであると再認識できたことも大きな収穫です。 制作プロセスにおいても、東洋美術印刷さんにはこちらの要望に対して柔軟に対応していただき、密に連絡をとってくださったのでとても安心してお任せできました。私が絶対条件としていた「学校生活に影響を与えずに制作を進める」という点もきちんと守っていただけたことに、大変満足しています。 |



Q 今後の展望とパートナーに期待すること
| 私は今年から担任を持つことになり、外部に向けた広報だけでなく、在校生の児童や保護者に向けた広報の重要性も感じています。学校内部の満足度を高めることが将来の口コミや広報活動につながると考えているため、内部の理解が深まるような取り組みも進めていきたいです。 東洋美術印刷さんからは、データ分析に基づいた専門的な提案もいただけると伺いました。今後も動画をただ制作するだけでなく、「何のために、どう活用するか」という視点でさらなるサポートを期待しています。 |

(左から)
東洋美術印刷株式会社 吉野 紗永
日本女子大学附属豊明小学校 広報部 砂川 俊輔教諭
東洋美術印刷株式会社 泉 直樹
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