話題になった「メタバース」…DXにどうやって活かせる?

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皆さんは昨年、Facebook社がメタ社に社名変更したニュースを聞いたことがあるかと思います。その際「メタバース」の事業を新しくはじめるという方針を掲げて話題となりました。

メタバース、名前は聞いたことあっても何か知らないという人も多いのではないでしょうか。
今回はメタバースがどのようなものか、DXに役立てられるのかといったことを説明いたします。

メタバースは「皆で共有する仮想空間」

メタバースとはデジタルネットワーク上に構築された三次元の仮想空間のことで、複数名の利用者が1つの空間を同時に利用できるのが特徴です。メタバースという言葉は、1992年に出版されたSF小説「スノウ・クラッシュ」に登場する架空の仮想空間サービスの名前から来ています。[注1]

2006年には世界で初めての本格的なメタバースである「Second life」が登場し、2008年にはアカウントが1000万を超えるほどのブームになりました。

日本でも人気の高い「マインクラフト」や「あつまれ どうぶつの森」も、メタバースを導入したコンテンツといえます。しかし最近になって「メタバース」という呼び方が流行ったのは、2021年10月にMeta社(旧Facebook社)が本格的に仮想空間サービスに着手したことがニュースとなったためです。

ややこしい聞き慣れないワードの違い

メタバースのニュースなどを見ると、「NFT」「ブロックチェーン」などあまり聞きなじみのない語句が多く出てきます。

メタバースの具体例を見る前にそれぞれの語句の違いを確認しておきましょう。

  • NFT…Non-Fungible Token(非代替性トークン)の略、複製・偽造のできない品質保証のついた高価値のデジタルデータのこと。
  • ブロックチェーン…仮想通貨などの取引情報を暗号化して鎖のように一つなぎで管理する技術。
  • VR…Virtual Reality(仮想現実)の略、現実世界とは切り離された仮想世界を構築する技術。複数名で共有できない点がメタバースとの主な違い。
  • AR…Augmented Reality(拡張現実)の略、現実世界上に仮想の物質や現象を表現させる技術。

特にNFTはメタバース上で土地やアイテム、データなどの取引が近年増加しているため、メタバースと切っても切れない関係にあるといえます。

ただしメタバースの利用法はバーチャル資産の取引だけではないので、必ず所有しなければいけないわけではありません。

DXに使えるメタバースの利用法

メタバースは企業のDXに関して、いろいろなところで役立つ可能性があります。

① WEB会議・商談

現在、リモートワークなどの普及でZoomやMeetを使ったWEB会議が一般的になっていますがメタバースを使うことで文字や図形での情報を共有しやすくなり、より現実に近い形で会議や商談に参加できます

② 「デジタルツイン」技術

デジタルツインとは、物理的な情報を読み取りバーチャル上でそのものをツイン(双子)のように再現する技術です。工場での検査試験に使われるアイテムや設計事務所の発注用の図面など、デジタルツイン技術はメタバースのあらゆる場面で活用できます。

③ バーチャル展示会

メタバース上で自社の製品やサービスの展示会も開催できます。自動車会社のBMW社は2021年9月にバーチャル展示会「Joytopia」を開きました。会場ではロックコンサートなどの催し物や、自動車の生産技術などに関する展示などが披露されました。[注2]

④ メタバースの広告戦術

メタバース上のイベントと提携して広告を展開する例もあります。年中無休で開催されているバーチャル競馬・ZEDRUNは、アメリカ合衆国で競馬レースのスポンサーをしていたビール会社・ステラアルトワ社などの広告をレース内で掲載しています。[注3]

メタバースのはじめ方

メタバースの世界に飛び込むにはVRゴーグルのほかに、3DCGをリアルタイムで読み込める高い描画性能を持ったPCが必要です。現在ではPCなしでも使えるVRゴーグルも出てきていますが、本格的にメタバースを活用したいとなると、やはりそれなりにスペックのいいPCが要るでしょう。

その他にも、メタバースではお金として仮想通貨でしかやり取りできないため、事前に仮想通貨の取引口座を開設しないといけません

道具などの準備がそろったら、”プラットフォーム”と呼ばれるメタバース上の仮想空間の中から利用したいものを選び、アカウント登録の作業を進めましょう。あとは作ったアカウントと仮想通貨の口座を連携させれば自由にメタバース上で行動できるようになるはずです。

プログラミングなどの知識不要で始められるので、初心者にもハードルが低いといえますね。

まとめ

昨年、「メタバース」や「NFT」という言葉が急に話題になったためどんなものかさっぱり分からないという人も多いはずです。(私も最近まではそういった感じでした…)

ですがコロナで対人コミュニケーションがとりにくくなった今の時期はもちろん、アフターコロナになっても海外や遠方の顧客とリアルタイムで渡り合えるツールとして、引き続きメタバースは利用されていくでしょう。もし会社全体で何か大きくDXを図りたいとお考えならメタバースのことも頭のすみに入れておいてみてくださいね。

関連リンク

[注1] Dictonary.com : metaverse
[注2] BMW:Welcome to JOYTOPIA
[注3] Forbes :Stella Artois Gallops Into The Metaverse With Horse Racing NFTs

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