マーケティングに活かせる!マンダラートのススメ

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マーケティングや営業活動において、「目標は明確にあるんだけど何をしたらいいかが分からない」あるいは「改善点は見つかったんだけど何も対策が思いつかない」ということってありませんか。そんな時に役立つのが「マンダラート」と呼ばれる発想法です。

マンダラートは、ロサンゼルス・エンゼルスに移籍した大谷翔平選手がプロになる前に作っていたエピソードで知られるようになりました。
まだ彼が花巻東高校に入学したころ、同じ高校出身の菊池雄星選手よりも上の「8チームからのドラフト1位指名」を狙っていました。そこで彼は今の自分に体力、技術、精神の面でプロになるのに何が足りないのか、マンダラートを作りリストアップしたそうです。
現在のメジャーでの活躍も、マンダラートが大きく貢献していたんですね。

今回は実際に東洋美術印刷のライター自らマンダラートを書いてみて、マンダラートを作るときのポイントをまとめました。

マンダラートは「一つの目標を関連事項から考える」手法

マンダラートとは以下のような9×9のマスに、1つずつ言葉を入れていきアイディアを体系化してまとめる手法です。

1987年にグラフィックデザイナーの今泉浩晃さんが考案し、作りやすく見やすいデザイン性から、ビジネスの場のみならず大学受験や街づくりなど様々な場面で活用されています。

現在では、スマホで簡単にマンダラートを作れるアプリなども出ていることもあり、SNSでも自作のマンダラートを公開している書き込みも多いですよ。

誰でも作れる「マンダラートの書き方」

ここからは実際にマンダラートを作ってみましょう。

今回は「コロナ後の観光客増加を狙った地方の県の観光協会」という設定で書いてみます。

① まず9マス×9マスの表を作り、真ん中のマスにメインテーマや最終目標を記入します。

観光PR

② 先ほど記入したマスの周囲8マスに、メインテーマに関連するフレーズを記入します。

市場調査環境保全グッズ開発
イベント観光PRインフラ整備
タイアップ広報活動一般事務

③ 先ほど入れた関連するフレーズを外側の3マス×3マスの枠にある真ん中のマスに記入していきます。

市場調査環境保全グッズ開発
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イベントイベント観光PRインフラ整備インフラ整備
タイアップ広報活動一般事務
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④ 最後にそれぞれの関連フレーズから、具体的なアイディアをまとめていきマンダラートのマスを埋めていきます。

観光客数の
統計解析
観光客への
アンケート
課題・問題点の
洗い出し
水質・土壌の
定期調査
観光地の
ゴミ箱増設
公共空間の
美化活動
グッズ案の
企画発案
メーカーとの
コネ作り
生産ルートの
確立
ブランド
イメージ調査
市場調査観光客の
消費動向調査
動植物の
保護観察
環境保全マナー啓発
広告の設置
商品デザイン
の開発
グッズ開発試供品での
モニター調査
他県の観光
戦略分析
検索トレンド
調査
PR用の
ペルソナ設定
建造物の
修復活動
自然遊歩道の
整備
地元住民への
啓蒙活動
販売先との
営業交渉
生産状況の
管理・運用
販売履歴の
分析
スタンプ
ラリーの実施
地元行事の
無料展示
ライトアップ
の開催
市場調査環境保全グッズ開発バリアフリー
対応強化
駐車設備の拡張外国語案内の
増設
地元企業の
見学ツアー
イベント名産・工芸品
の即売会
イベント観光PRインフラ整備Wi-Fi環境の
整備
インフラ整備貸し自転車の
運用・管理
伝統芸能の
公演会
体験行事の
企画・実施
県民の日
イベント実施
タイアップ広報活動一般事務案内標識の
整備交換
防災設備の
整備交換
店舗・施設の
誘致活動
ラッピング
車両の運行
観光大使の
任命
映画撮影の
誘致活動
街頭ポスター
の掲載
パンフレット
の作成
懸賞企画の
実施
予算案の作成観光スタッフ
の育成
協賛企業との
提携
地元チームの
応援企画
タイアップ宿泊券付
旅行券販売
テレビCMの
放映
広報活動フリー雑誌の
作成
各自治体との
連携強化
一般事務権利関連の
管理
フリー切符付
旅行券販売
企業コラボ
企画の実施
人気キャラと
タイアップ
WEB動画の
制作
地元アイドル
の養成
旅行セールの
実施
観光案内所の
運営
公式SNSの
運営
公式サイトの
運用

だいたい、こんな感じでしょうか。

今回は地元への観光客を増やすための具体的な施策案について、8つの観光PRに関連するワードをもとに考えてみました。

マンダラートを作ってみた感想

ただ作ってみて一番感じたのは、「81マスすぐに全部埋めるのはむちゃくちゃ難しい!」ということ。

漠然と立てた目標に対して、60個以上も具体的なアクションを考えなければならないのでアイディアがすぐに枯渇しそうで大変でした…。

とはいえ、いきなり全部マスを埋める必要があるかといえば、必ずしもそうではありません。

ある程度あれこれおこなっているうちに、新たな課題点が見つかったり、別の対策が思いついたりすることってありますよね。

そういう時、新たにマンダラートに記入することを考えると「今は埋まらなくても将来的に何か埋まるかもしれない」可能性があります。なので無理して全部埋めようとせず、ある程度アイディアを出尽くしたら、まずはできることから実践していくのも大事なんですね。

まとめ

マーケティングや営業活動でも、今どんなアクションを取るべきか分からないということはきっとあるかと思います。そのような時、最終的な目標から何が足りていないのか理解する上で細かくリストアップできるマンダラートはかなり役立ちます。

今出ているアイディアを何となく掘り起こす程度でもかまいませんので、マスを全て埋めるというよりは徐々にアイディアを付け足すという気持ちでマンダラートを作ってみてはいかがでしょうか

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