2023年2月1～3日の3日間、池袋・サンシャインシティにて印刷メディアビジネスの総合イベント「page2023」が開催されました。
36回目の開催となるpage2023は「発注を自ら創生する」という意味の「創注」をテーマにしており、3日間でトータルで約1.7万人もの来場者を記録しました。
弊社東洋美術印刷も昨年に引き続き、page2023のリアル展示会に出展いたしましたのでその様子をレポートいたします。
page2023について
page展は1988年から毎年開催されている印刷業の大型総合イベントです。
池袋・サンシャインシティで開催されるリアル展示会と、オンラインによるカンファレンスセミナーや基調講演などが行われ、国内外から122社の企業・団体が出展しました。
印刷会社のほかにも製紙会社、印刷機メーカー、フォントメーカー、WEB制作会社、印刷業界向けのSaaS開発会社など様々なジャンルの企業が参加しており、弊社と古くから取引させていただいている企業の出展も見られました。
実際に会場をめぐってみると、デジタル化によるメディアとしての紙の需要の低下、環境的な視点から見た持続可能な事業展開など、印刷事業を取り巻く様々な課題解決に取り組み発注の増加を目指す各社の取り組みが出展内容から見えました。
東洋美術印刷の出展品目について
今回、弊社では印刷業界を対象に印刷物だけでなくWEBマーケティングまで領域を拡げようとしている企業を対象に、デジタルコンテンツ開発の支援を目的に出展しています。
主に昨年10月に行われた産業交流で出展したパノラマカメラで撮影した画像を投影させてWEB上にバーチャル空間を生成する「VR360」や3DCGコンテンツを中心にクロスメディア創作支援事業に関する品目を展示いたしました。
VR360についてはこちらのページもご覧ください！
現在、東洋美術印刷では紙による印刷物だけでなくWEBサイト・3DCG・QRコードなど様々なメディアを駆使したマーケティングや営業のサポート事業を行っています。
例えば3DCGの動画を掲載した自社のサイトへとアクセスできるQRコードを掲載したパンフレットを作る場合、弊社では商業印刷だけでなく様々な部分で制作サポートを引き受けています。
各コンテンツを別々の企業に発注するより効率的でコストや準備期間の削減につなげられます。
こうした弊社の幅広いサポート事業について知ってもらえるよう、サッカーノートや当サイトの記事を新聞としてまとめた「コムデザペーパー」などの様々な印刷物やVR360による埼玉工場のバーチャル見学会などを展示して、多くのお客様に見てもらい弊社を知ってもらうことができました。
弊社のブースに来ていただいた皆様、まことにありがとうございます！
まとめ
外出行動の制限が緩和されていたこともあり、今回のpage展は前回に比べて人の賑わいがかなり感じられました。
人々の印刷業界への関心も思っていたよりも高いことも伺えて、将来的に印刷業界がどのように変わっていくのかが楽しみになってきますね。
弊社でも取引先の企業だけでなく同業他社の視察や交流もできたため、今後の企業活動に役立てられればいいなと感じています。
今後もたくさんのリアル展覧会に参加して、印刷業界のトレンドや取り組みなどをリアルで見ていきます！
