近代科学資料館 リニューアルのご紹介(東京理科大学様)

近代科学資料館 リニューアルのご紹介(東京理科大学様)事例紹介

東京理科大学様は1881年(明治14年)に創立された東京物理学校を主な前身とし、1949年(昭和24年)に設立された理学・工学・薬学・経営学をはじめとする分野を包括する理工系総合大学です。

2020年(令和3年)に創立140周年を迎えました。

近代科学資料館とは

近代科学資料館は、東京理科大学創立110周年を記念して1991年(平成3年)11月に故二村冨久氏(1941年 [昭和16年] 東京物理学校理化学部卒・二村化学工業株式会社 [現:フタムラ化学株式会社]の創立者)のご寄付により建設されたものです。

1906年(明治39年)に大学ゆかりの地である神楽坂に建設された東京物理学校の木造校舎の外観を復元しています。

東京理科大学ではこの建物に二村記念館の副称を付け、永くその意志を称えることとしました。

 

リニューアルの経緯

歴史的資料の展示に重点を置き、日本の近代科学の発展に果たしてきた東京理科大学の貢献を社会に発信すること、またブランド価値の向上を念頭に教育機関としての展開を進めるべく、今回のリニューアルを行いました。

 

リニューアル後の見どころ

創設者たちが結束して大学創立に至った経緯や背景、支えてきた人々を所蔵する史料・書籍・写真などを通じてご紹介しています。

建学の精神を社会に発信し、過去・現在・未来をつなぐ大学歴史博物館を目指しました。

また、東京理科大学の歴史・伝統や教育の理念について英語による表記を加えることで国際化にも対応しています。

当社にリーフレットや展示パネル・動画などをご発注いただきました。

その一部をご紹介します。

 

● 近代科学資料館リーフレット(日本語・英語の2種作成)

近代科学資料館リーフレット 表紙近代科学資料館リーフレット 内面

 

● 東京理科大学のあゆみ パネル

東京理科大学のあゆみをまとめたパネル

 

リニューアル後の反響

ご来館されたお客様から様々な反響がありました。

以前の展示の雰囲気から重厚感のあるものに大きく変わった。

映像展示がありメリハリがついている。

落ち着いた雰囲気で統一感がある… … などのお声をいただいたそうです。

学生からは学部の変遷パネルで自分の学科の歴史が一目でわかった、理科大が始まった当初は理学部がメインで工学部がなかったのは驚いたなど、大学自体のあゆみについても学び直す機会になったようです。

 

まとめ

東京理科大学様の近代科学資料館リニューアルについてご紹介をさせていただきました。

ご興味を持たれた方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

また今回の記事を通じて、当社のデザインから動画作成・印刷・施工までといった多岐にわたるサービスを知っていただけたら幸いです。

 

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