印刷会社だからこそ、語りたい!「リアル媒体×プロモーション」第六弾

印刷会社だからこそ、語りたい!「リアル媒体×プロモーション」第六弾プロモーション

Withコロナの生活となって3年目が始まりました。

なかなか完璧な終息とまでは至らないですが、徐々に以前の日常を取り戻しつつあるのではないでしょうか。

今回ブログを書くにあたり、そう感じた事例がありました。

『ピールオフ広告』を用いた事例です。

初めて聞く単語だという方もいらっしゃるかもしれません。では早速、ご紹介したいと思います。

 

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剥がして持ち帰る、ピールオフ広告

UCCグループでは、新たなブランディングコンセプト「COFFEE CREATION」を掲げ、俳優でミュージシャンの星野源を起用した交通広告を2021年の12月に東急線渋谷駅と阪急線梅田駅にて実施しました。

「COFFEE CREATION」プロジェクトとは、生産者と協業したりUCCの焙煎・ブレンドに関する技術を紹介したりといった施策を通じ、「人々とコーヒーのかかわりを豊かに変えていく」ことを標榜したプロジェクトのこと。

今回はその一環として、コーヒーをより詳しく知ることができる冊子「COFEE CREATION BOOK」を剥がして持ち帰ることが出来るピールオフ広告にしたのです。

 

ポスターに張り付いた冊子を一つずつ取っていくと、何かが隠れていたことがわかります。

そして冊子が全て無くなった時、おいしいコーヒーの秘密についての情報が現れました。

剥がす過程も、剥がした後も楽しめる仕掛けとなっています。

このようにポスターの上に簡単に剥がせるグッズ等を貼付して、自由に持って帰ってもらう手法のことを「ピールオフ広告」と言います。みなさんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

 

私の記憶ではありますが、コロナ前にはよくこのような広告を見かけた気がします。

特に新宿駅では様々なピールオフ広告が施されていたような……。

ブラックサンダーのバレンタイン広告はTwitterでも話題になっていましたね。よく覚えています。

コロナになってから、このような手法をとるのはなかなか難しかったように感じます。

特にコロナが流行りだした頃、感染ルートがはっきりするまでは大勢の人が通る場所に置いてあるものを持って帰るという行為は不安の方が大きかったのではないでしょうか。

正しい感染対策や予防知識が定着したからこそ、今回のようなピールオフ広告がふたたび帰ってきたように思います。

 

剥がして持ち帰る……なんだか少し悪戯をしているようでわくわくしてしまいます。

リアル媒体だからこそ味わえる体験と面白さではないでしょうか。[注1]

 

まとめ

もちろん、今回の事例もWEB媒体との施策を組み合わせています。

コロナ過でより浸透したWEB媒体と、日常に戻りつつあるリアル媒体のどちらの良さも引き立つ事例でした。次回は第七弾です。

またここでお会いできるのを楽しみにしております。

 

記者名:東洋のコマさん

 

関連リンク

[注1] UCC上島珈琲株式会社:「UCC新ブランディングコンセプト『COFFEE CREATION』を掲げたプロジェクトが始動」

 

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