「空也上人と六波羅蜜寺展」に行ってきました。

アート・クリエイティブ

50年ぶりの「空也上人立像」東京展示。

現在、上野の東京国立博物館で開催中の特別展「空也上人と六波羅蜜寺」展に行ってきました。

教科書などで見覚えのある方も多い、口から小さな仏様が飛び出す仏像「空也上人立像」、実に50年ぶりの東京での展示になります。

折しも収蔵先の六波羅蜜寺宝物館の改修工事と時勢のコロナ禍が重なり、六波羅蜜寺山主が「今こそ、多くの人々が空也上人を必要としている」との想いにて実現した希少な展覧会です。

空也上人が生きていた1050年前の京の町は飢饉や疫病で民衆が苦しんでおり、空也上人が踊りながら念仏を唱えて市井を行脚して安寧を願った縁起と現代の近似性も興味深いです。

六波羅蜜寺収蔵の希少な仏像が一同に

本展覧会の一番の目玉は重要文化財の「空也上人立像」の東京公開ですが、六波羅蜜寺宝物館の改修工事に伴い、収蔵されている貴重な仏像の数々も一同に会して鑑賞可能となっています。

そのため平安期から鎌倉期までの日本の仏教彫刻の技法や表現の推移も、初期の素朴な表現から鎌倉期の精緻な装飾表現や人間的な表情の表し方なども鑑賞できます。

会場内で印象的だったのが、鑑賞者の中には仏像一体ずつに手を合わせている方もいらっしゃったことです。日本の重要な仏教彫刻であり、そして信仰の対象でもあるのだと再認識しました。

充実した特設ミュージアムショップ

仏像好き以外にも話題の本展なので、ミュージアムショップにも期待が持てます。

予想していた通り、海洋堂特製の空也上人フィギュアから限定スイーツ、空也上人が病人に振る舞ったお茶を再現した「福茶」や、指にはめて口の前で手を合わせると六体の仏像になる「空也リング」など、楽しくてセンスの良いグッズが所狭しとそろっていました。

そして、ありました!

私達が手掛けた「空也上人写真集」も陳列されています!

実物をこうして目にすると嬉しいものです。制作の苦労が報われた気分になります!

資料的価値の高い公式図録とはひと味違う、アート写真集としての「空也上人写真集」を多くの人の目に触れて欲しいと願っています。

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