「奇跡の一本松の根」展を鑑賞しに紀尾井清堂に行ってきました。

アート・クリエイティブ

「奇跡の一本松の根」を見る

東日本大震災の被災エピソードのなかで特に印象深い「奇跡の一本松」。保存と再生に向けた活動の中で、「」にフォーカスしたのが本展の特徴です。

津波に耐えて、たった一本生き残った松の根はとても生命力に満ちており、現地から東京で展示されることで多くの人々の目に触れることとなりました。

一本松は復興の象徴として被災された人々の心の拠り所となっているということ、保存のために伐採される前には周囲にお供えをしてお祈りをする人が結構いたということが、同時上映されたドキュメントフィルムから覗えました。

また会場がガラス多用の建築だったため、偶然訪れた時間帯だけにプリズム効果が起こって展示された一本松の根に虹がかかっているように見えたひとときがありました。

人々の想いが「虹」を呼び出したのかも知れません。

「純粋建築」を連想させる紀尾井清堂

本展覧会の会場となる紀尾井清堂は通常一般公開しておらず、今回の「奇跡の一本松の根」展ではじめて予約制で一般公開されています。

施主と建築家が建築の役割・人間思想・人類文化など様々なディスカッションを重ねていって完成した「目的をもたない建築」。

一本松の根とシアタースペースから進み、上層へと足を運ぶと縄文・弥生・平安…五重塔からバウハウス、シュタイナー建築やル・コルビュジェの教会など古今東西の様々な建築文化様式の余韻やさざめきが天井からの光とともに降りてきて、とても不思議な感銘を受けました。

建築家・施主の想いを伝える「美巧彩」

文化的、思想的、建築的にも複層の表現を「いかにカタチにして、いかに伝える」か。

私達は紀尾井清堂の館内ツールを、弊社の美術印刷「美巧彩」の高精細印刷の技術で仕上げることで「美しく伝わる」ことを目指しました。

対談セッション、図面スケッチ、竣工写真と多くの情報が緻密に美しく印刷されることで、万人への伝わりやすさとなることを考えました。

図録や写真集だけではない、美術印刷「美巧彩」の効果的な使用例としてご参考にどうぞ。

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